毎年恒例の感謝祭イベント「一将祭」にモトクロスファンからプロライダーが皆集合!
2022年12月4日(日)、元プロライダー、現Westwood MX代表の増田一将主催の「一将祭」が茨城県のモトクロスコースMX408にて開催されました。今回で16回目となる一将祭、天候にも恵まれ家族連れの来場者も多く、会場はいつも以上の賑わいでした。
開会式 増田一将の挨拶により「一将祭」スタート!
レース受付の後、Westwoodの増田一将より開会の挨拶。来場者全員で集合写真を撮影し、会場がひとつに。一将祭は、元HRCワークスモトクロスライダーの増田一将が、ファンへの感謝と交流を深めたいと始めたイベント。モトクロスを通じて、ライダーだけでなく友達、家族など仲間全員で楽しめるイベントです。
「コース1周マラソン」が復活!
今年は一将祭名物の「参加者全員コース1周マラソン」が2年ぶりに復活。来場者が誰でも参加できるモトクロスコースMX408をオートバイではなく自分の足で一周するマラソン。優勝者には豪華景品が用意されていることもあり大盛り上がりでした。
練習走行開始!温まった会場全体にエンジン音が鳴り響く
メインとなるレースは、子供から大人まで排気量やレベルで細かくクラス分けをしています。楽しむのが目的のイベントのためベテランライダーから初心者ライダー、大人から子供までどんな方でもレースを楽しむことができます。ヒート1(スプリントレース)とヒート2(10分+1周)を合わせた変則2ヒート制、レース前にはクラスごとに練習走行の時間が設けられています。
お昼休み
午後のヒート2(10分+1周)に向けて、各々お昼ご飯を食べたり仲間と話したりと休憩の時間。会場に来ているキッチンカーはこの時間は大忙し。
レジェンドクラスによる走行練習
ラストのレースに控えているレジェンドクラスのライダーによる練習走行。
練習走行とはいえ、会場にいる休憩中のライダーは釘付け。
「ヒート2(10分+1周)」 ラストはレジェンドクラスによる最高クラスの戦い
イベントも後半戦、各クラス最後の最後まで熱い戦いが繰り広げられました。ラストはレジェンドライダーから現役の全日本ライダーによる特別なレース。会場の盛り上がりもピークを迎えます。
一将祭恒例の「レジェンドクラス」、今回も現役を引退された往年のライダー達に声をかけ、多数のライダーに参加していただきました。全日本モトクロスV12チャンピオンの成田 亮さんや川島 雄一郎さん、田島 久誌さんを始め、現役全日本モトクロスチャンピオンの富田 俊樹選手など、チャンピオン獲得者だけで7人も集まりました。また、現役のファクトリーライダーの渡辺 祐介選手や大城 魁之輔選手。若手の実力者IA-2 中島 漱也選手などにも参加いただき、会場は大いに盛り上がりました!
現役ライダーは、現在ではレースでは使用率が低い2サイクルのバイクを
使用するという暗黙のルールがあり、1990年後半~2000年前半のモトクロス会場のような、甲高いサウンドが響き渡りました。現役ライダーは、2サイクルマシンを操るする姿は貴重で、会場には「このレースを見るだけに来ました!」という方も。
レースの方は、スタートから4サイクルマシンに乗るV12チャンピオンの成田 亮さんがリードし、これに若手の中島 選手が追走する形で中盤までバトルを展開。そこへ、後方から追い上げてきた現役ファクトリーライダーの渡辺 祐介選手が2サイクルマシンを操り、終盤に2位まで順位を上げ、最終ラップに勝負をかけ見事逆転で渡辺選手の優勝となりました。
表彰式・抽選会・閉会式 イベントはラストまで大盛り上がり
レースの後は、各クラスの表彰式。各クラスの入賞者に増田一将から商品が送られました。表彰式の後には、お待ちかねの抽選会。Westwoodから豪華賞品が贈られる抽選会はレース並みの盛り上がり!最後の最後まで笑顔が絶えないイベントとなりました。