サンデーモトクロス 第1戦
●開催日:2024年4月21日(日) ●会場:MX408 ●参加台数:45台
●天候:晴れ ●コースコンディション:ドライ
【レポート】
春らしく気持ちのよい天気の中で迎えたサンデーモトクロス 第2戦。今回は、たくさんのキッズライダー達が集まってくれたため、キッズ65cc・50ccクラスそれぞれの単独開催が決定。朝のフリー走行では、親御さん達の熱心な指導を受けながら、一生懸命に練習をする子供達の姿が見られました。
お昼休み明け最初のレースは、50ccクラス。#36 大橋(有)選手、#20 飯島選手が好スタートを決めた。
2台による争いでレースは進むと思われたが、飯島選手が1周目を終えたところでリタイアしたことで、大橋(有)選手の独走状態でそのままトップチェッカー。単独で3位につけていた#23 松本選手は、それにより2位に浮上し、順位を守り切った。#365 高城(蓮)選手、#3大橋(育)選手、#58 加藤(絵)選手による僅差の3位争いは、高城(蓮)選手が見事逃げ切った。
続くフルサイズBクラス。ホールショットを決めた#81 阿部選手は、その後も後続をぐんぐんと引き離し快走。2番手争いは、前を行く#373 ベジータ選手に#20 河内選手がプレッシャーを掛け続ける展開。レースが動いたのは終盤、河内選手がジャンプセクションでラインを変え2位に。これに反応したベジータ選手は追走を試みるも少し熱くなったか、次のコーナーで2台は接触し転倒。スムーズにリスタートした河内選手に対して、ベジータ選手はリスタートに手間取る。その間に#730 河野選手が3位に浮上。トップは断トツで阿部選手、攻め続けた河内選手が2位。序盤の#1 杉山選手、#504 徳田選手との混戦を制し、じわりじわりと上位陣に詰め寄っていた粘りの男、河野選手が最後の表彰台を手にした。この日が人生初となるMXレースの#935 石橋選手、久しぶりのMXレースとなる#389 徳永選手も完走。(お二人ともカッコよかったです!)
単独開催となったキッズ65ccクラス。スタートを飛び出した#86 前原(歩)選手に、#20 飯島(寧)選手、#36 大橋(育)選手が続く。前原(歩)選手が後続との差を広げる中、#365 高城(零)選手が1コーナーでの転倒するも素早いリスタートで上位陣を猛追、2周目の最終ストレートで一気に2位に浮上する。レースはそのまま進み、前原(歩)選手がトップでゴール、2位は高城(零)選手。3位は、終盤で飯島(寧)選手を見事パスした大橋(育)選手。#58 加藤(雄)選手、#917 大久保(唯)選手、#501 小野沢選手、#415 米田(龍)選手、#696 米田(隆)選手も元気な走りギャラリーを盛り上げてくれ、最後は拍手を受けながらチェッカーを迎えた。
この日最多の16台がエントリーしたミニサイズクラス。ホールショットは#100 坂本選手、#813 行田選手僅差でこれを追う。ペースで上回る行田選手はプレッシャーを与え続けるも、坂本選手は冷静なライディングで前を譲らず、レースは終盤までこの二人を中心に進む。最終周にまで及んだこの勝負を制したのは、行田選手。(お見事です!)坂本選手は惜しくも2位。3位には、バックマーカーも発生する中、終始安定して自分の走りを続けた#24 飯島選手。今回は、若手ライダー達の勢いが目立ったレースでしたが、ベテランサンデーライダーの皆さんがモトクロスを楽しむ姿も印象でした。
最後に行われたフルサイズAクラスは、#373 寺田選手がホールショットを決めた。それに続く、#888 中村選手、#96 荒川選手。3者の差はほぼ無く、ハイレベルな上位争いが展開されると思われたが、2周目に寺田選手がまさかのマシンストップ。リスタートに時間が掛かる中、中村選手、荒川選手は快走を続ける。その後は中村選手が着実に後続との差を広げてトップチェッカー。2位も単独走行となった荒川選手。3位には、スタートで出遅れるも、#91 佐藤選手、#88 野口選手を押しのける見事な走りを見せた#38 山田選手。
ライダーの皆さんはもちろん、イベントを盛り上げて下さったギャラリーの皆さん、今回もありがとうございました。サンデーモトクロスは、老若男女・レベルを問わず、皆さんにモトクロスを楽しんでいただくためのイベントです。普段はレースに出ない方やはじめてレースに参加する方にも安心してご参加ください。また、50cc・65ccのお子様は事前エントリーをすれば走行料のみでレースに参加出来ます。