サンデーモトクロス 第3戦
●開催日:2023年7月2日(日) ●会場:MX408 ●参加台数:31台
●天候:晴れ ●コースコンディション:ドライ
【レポート】
前回の第2戦は大雨予報のため中止に。今回も前日に大雨予報が出るも奇跡的に408付近は雨雲回避。この日は、プロのカメラマンの大関さんをお呼びしレース写真を撮って頂きました。(https://abu-cafe.com/profile/)ベストコンディションでフリー走行がスタートするも、30℃を超える真夏日ということで、コース内はあっという間にドライに。
第一レースは、フルサイズAクラス。#82 村松選手がスタートを制し、その後も快調な走りを見せる。それを追う#504徳田選手、#913 武石(啓)選手、#196 宮岡選手。後続からの猛プッシュを受けながらも徳田選手がテクニックで2位を死守。レースが動いたのは中盤。転倒により出遅れた#700 古沢選手がNA上位ライダーとしての意地を見せ、あれよあれよという間に順位を上げる。5周目に徳田選手をパスし、トップ村松選手を射程圏内に捉えると、6周目にはトップに浮上、そのまま逃げ切りトップチェッカー。上位争いを繰り広げていた村松選手、徳田選手が相次いで転倒すると、アグレッシブな走りを続けていた武石(啓)選手が2位に浮上しゴール。3位は、スタートこそ出遅れたものの安定した走りで着実に順位を上げてきた#91 佐藤選手。中上級クラスということで、入れ替わりの激しい白熱したレースでした。
続いてフルサイズBクラスは、16台が出走し埃舞う中レースがスタート。#4 マカス選手がホールショット、それに続くは、#380 箕輪(大)選手、#373 田中選手。2周目、田中選手のミスの隙を見逃さず、#86 藤木選手、#913 武石(聖)選手が浮上し、3位争いを展開。このままレースが進むと思われた中盤、藤木選手が手痛い転倒。虎視眈々と上を狙っていた武石(聖)選手が勢いに乗り、一気に2位まで浮上。トップのマカス選手には及ばなかったが、そのまま2位でフィニッシュ。各ライダー暑さによる疲れが見え始めた終盤には、やや後ろからのスタートとなるも粘り強く順位を上げてきた#730 河野選手が3位の箕輪(大)選手をパスし、ついに表彰台圏内に浮上しゴール。台数も多く、こちらも見ごたえのあるレースでした。
1クラス開催となったミニサイズでは、#8 高橋選手がスタートの飛び出しに成功。このまま逃げ切りを図りたいところだったが、カメラを意識し過ぎたためか、まさかの転倒。後続につけていた#381 小島選手、#511 箕輪(壮)選手がレースを引っ張る展開に。4位につけていた#113 海老根選手との差がこの転倒で一気に縮まるも、高橋選手はここから再び上位を狙う。レース中盤には、2位を走る箕輪選手をパス。絶望的と思われた先頭小島選手との距離を見る見るうちに縮めていく。。。が、一歩及ばず。小島選手が見事トップチェッカー。2位高橋選手、3位箕輪(壮)選手と続いた。
順位争いには絡まなかったものの、60代の千明選手(ミニ)、70代の長島選手(ミニ)、松永選手(フルB)ら大ベテランライダーの皆さんが炎天下の中、力強い走りを見せてくれたのも印象的でした。サンデーモトクロスは、年齢や実力に関係なく、老若男女すべての方に楽しんで頂けるレースを目指しています。初心者や普段はレースに参加していない方でも気軽にご参加ください。サンデーモトクロスは、ライダーのみなさんお一人お一人が主役です!
次回は、9/3(日)にイベント実施予定です。